夢追い人にとっての現実「リアリティ・バイツ」

アーティストとして生きるを目標にして挫折

生涯芸術家。ほかのことはしない!と思っていた中高生時代

30代を超えた今の生活はと言うと「半分芸術家」

少ない芸術関連のお仕事と安定した一般的な仕事のバランスが難しい。

現実は厳しい。

芸術という分野は遊びの延長にあると思われるところが多々ある。
でも、良い意味でも悪い意味でも実際そういう要素は大いにあると思う。
それだけに、あまり固執しないで・・・という周りの目は今でも消えることはないのです。

そんな学生時代の夢を抱いたまま、実際に社会に出ていった若者がどうそのリアルの中であがいていくのかを描いた映画がこの作品「リアリティ・バイツ」

ウィノナ・ライダー主演の94年の作品だけど、今見てもまだリアリティがあるのは、当時のアメリカの若者世代の実情は今の日本の若者の実情に似ているのかもしれないから?
リアリティ・バイツ(期間限定)
結局は恋愛に逃げてしまうところも若者らしいというかとてもリアルで映画と言うより一種のドキュメントを観ているようでした。
ストーリーの中で映像を自主制作して業界に売り込むシーンがあるのだけど作りこんだ内容を大きく変えられたりすることに対して憤るとか、若さゆえの頑固さが伺える。

実際、僕の回りのあるある案件でもある。

若い人ってそこらのおっさんより頑固なんですよね。

僕の場合、歌の作詞で、この歌のここにこういう単語を入れてもらえる?と言われても「いいですよぉー」と作り変えてしまういわゆる大人のソングライターなのですが・・・

もう少しこだわりを持って作品作りをするシチュエーションも作らないと・・・ということも常々思っていますが、独断で作品を仕上げた時のほとんどが自己満足に終わっていることは否定できない。

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