ブログでアクセスを集めたい。
その方法が、「細工」から「中身」へと変遷しているのは、Googleの狙いにしっかり向かっていると実感しています。
外部リンクはじめ、キーワードをちりばめる等の細工でSEO順位を上げることがセオリーだった数年前とは違い、今は、しっかりとしたコンテンツであることが重要であることはあきらかです。
ブログにしても最低100記事なければSEO効果は低いという認識は確かに健在ですが、今はSNSを通じてアクセスを集めることが主流であることを考えれば、惰性の記事をせっせと100も書く必要はないのかもしれません。
2017年2月9日現在、たった2記事のブログがあります。
はてなブログですが、その2記事目がバズり、はてなブログのトップ画面に表示されている記事があったのでそれを踏まえて今後のアクセス対策を見ていきましょう。
そのブログの記事は、社会人をやめて大学院に行ったという内容のものです。
なぜ、たったの2記事目でこれほどアクセスを集めることに成功したかを検証すれば、今後のブログ運営の参考になると思います。
まず、記事の内容が為になる情報であること
誰しも、学びたいという意欲はあると思います。社会人から学生になり大学院生になるという自分ではなかなかできない経験を綴っている。
しかも、意気込み等ではなく、実際どうだったか?が事細かくかかれているので「役に立つ情報」であることが最大の理由だと思われます。
でも、それだけで、これだけのアクセスが集まるでしょうか?
SNSボタン。ここに注目してみましょう。
2記事目ではてなブックマークが23。これははてなブログのトップページに表れたことによる結果なのか、それとも原因なのか?
個人的に予測を立てると「原因」であると思われます。
はてな運営サイドも、ブックマークがつくものを取り上げる方が効率が良いからです。
たくさんの記事を読み、良いものをトップページに載せるというプロセスは労力が掛かります。
最低限、はてなブックマークが着いているものをピックアップしてからセレクトする。
とすれば、はてブが先のはず。
では、なぜ、これだけのはてなブックマークが2記事目で付いたのか?
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、facebookのシェアがやたらと多い。
これは、完全にfacebookからの流入であると考えられます。
この方の記事のコンテンツ力だけではなく、すでにネットワークを構築していたfacebookからはてなブログへ誘導。そこで、はてなブックマークが付き、その数から、はてなブログの表紙に掲載され、さらに相乗効果でブログへの流入が増した。
facebookでネットワークが構築できていない時はfacebook広告を活用しても同じ効果が得られると思います。
ということで、facebookを活用することは効果的であると予想ができます。
ですが、単純にいいね!を付け合うだけの「他人」を集めるという戦略を採る人がいますが全く効果がありません。「いいね」が目的で、ブログへの流入はほぼないと思って間違いないでしょう。
実際、そういう方のブログのSNSボタンはこうなります。
こういう表示、見たことありますか?「私はfacebook活用セミナーに行って、その商材を活用しています」と証言しているようなもので、見る人が見たら恥ずかしい。
大切なことは、facebookにしろ、どんなSNSにしろ、中身のあるコミュニケーションをとってファンや仲間を増やしておくことだと思います。
テクニック重視、細工重視では、「人」読者は集まらない。
この人のブログだから、読もう、読みたいという衝動に駆られる。
そこには人間の意志が介在する。
facebookは使うべきか?
ただ、自分にとってfacebookは身内、仲間内のコミュニケーションツールなので、Twitterのほうを主に活用しています。
SNSは使いやすいもので構わないということです。
大事なことは、ブログもSNSも中身。内容が重要であること。聞いてプラスになる情報を発信したり、受信したりレスポンスしたりして、コミュニケーションをとること。本来の意義をそのまま使うことが結果として有効なツールになっていくのだと思います。
どうぞ、参考にしてみてください!