こちらのサイトを強化しました。
このところ、放置していた僕の個人サイトTABIMELO。
そのせいもあり、アクセスが落ち気味でした。今回、あちこちに散らばっていたコンテンツをTABIMELOに一極集中で蘇りを図った。
※はてなブログの全記事もこちらに注入しました。
ここ一年の、ブログ、ウェブサイトの個人的アクセス事情を赤裸々に公開。
まず、一昨年から始めていたはてなブログ。有料版のproにも申し込み、独自ドメインで運用していました。
一日1記事のノルマを自ら科して、1年程度、継続した結果、多いときで1日1,000アクセス。100記事達成した時点でアクセスが安定して、コンスタントに200~500アクセスを継続していました。
書かないとどうなるか?を試した結果、半年程度で1日15にまで下がりました。
※計測はユニークユーザー数(実際の人間によるアクセス)です。
このことから導き出される仮説
はてなブログははてなブログユーザー内でアクセスを上げていき、その中ではてなブックマークが付くことで、はてなブログ外のユーザーを呼び込む仕組みだということ。
はてなブックマークのSEO効果が下がっている傾向があることから、結果的に書き続けなければ、アクセスは維持できないと言うことがわかりました。
これはどのブログサービスにも共通していることで、外部からの流入が多かったはてなも同じような傾向になっていることがわかります。アメブロしかりですね。
WordPressも飾りすぎると逆効果!
TABIMELOを去年、大幅カスタマイズして、パララクスデザインにしたり、Wordpressのプラグインを利用してjQueryを多用して動きのあるサイトにした結果、何が起きたか?
更新しなくても1日200アクセスをコンスタントに続けていたアクセスがどんどん下がっていきました。
僕自身、自分の個人サイトということもあり、仕事とも直結していないので、重さに関してはあまり気にせず、更に自分のインターネット環境が高速インターネットなだけにあまり問題視できずにいました。
ただ、それにしても重いのは重々わかっていたので、ふと、Page Speed Insightでページの表示速度をはかるGoogleサービスで計測してみると・・・30点というひどい点数をたたき出した。
あちこちのウェブサイトの点数を調べてみると、だいたい40点代が多いことから、そこまでひどいわけではないことはわかったけど、それにしても、これでは、モバイル環境では絶望的だろうということは想像が付く。
実は、この時点でTABIMELOのアクセスは、1日15程度。去年の1割以下にまで下がっていた。
そこで、テーマを自作テーマにして、プラグインで済ませていたものを自作でテーマ自体に組み込んで、ほとんどのプラグインを外す。
Page Speed Insightの点数は60点まで回復。これはWordpressを使っている時点でかなりの高得点だということは市場調査でわかっている。
実際、モバイル環境でアクセスしてみると、サクサク動くのがよくわかる。
そのまま1週間様子を見てみると・・・効果てきめん!?アクセス数が戻っていきました。
1週間で1日15アクセスだったものが、1日60アクセスまで回復!このままの調子でいけば、はてなブログで出していた1日1000アクセスも難しい数ではないな。
でも、世の中には同じ個人サイトでも桁違いのアクセス数を出す人もいるのだから、ウェブ制作者として脱帽します。
もちろん、仕事で作っているコンテンツ力の高いサイトであれば、普通にそのくらいは出るのですが・・・なにぶん、一般人ですから(^0^;)
SEOの最大のポイントはコンテンツ力であることは間違いないです。
SEO対策としての表示速度改善の効果
ただ、この実地調査からわかったことは・・・SEO対策の一つとして、ページが軽いこと、つまり、Page Speed Insightのスコアはかなりの影響がある!
それを考えれば、Wordpressを選ばず、CSSフレームワークも使わず、静的サイトで100点を目指すという選択肢もありなのではないか?とさえ思う。
とりわけ、一般中小企業のサイトが動的すぎると、やり過ぎ感が否めない。
大企業のサイトは、超優良サーバーを使ってサクサク動かしているので、似たようなものをちまたのレンタルサーバーで作ると僕みたいな目に遭います。
シンプルでもセンス良く。これからのウェブデザイナーの課題なんだと思っています!