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ウェブ離れから立ち直る

ウェブ離れといっても一度使ってしまうと切り離せないもので・・・


結局のところ、何らかの形では関わってしまう。

メールしかり、調べものしかり、そして大好きなお買い物で


前にここのほかでブログを毎日のように書いてました。


でも、自ら閉鎖


理由は、ウェブの世界に嫌気がさしたから。


ここは、印象に残った映画と本の感想をつらつらと書くだけで月に1回くらいの割合で書いてきたわけで。

(印象に残らなければ書かない、あえて、つまらないだの、深みがないだのネガティブなことは書きたくなかったわけで)


去年のある日、スカパーのパラボラアンテナを設置しようとして、みんなは自分でやるもんだろうか、業者さんに頼むものか?どれだけ簡単なもんなのか、ネットで調べてみようと、検索したら、某掲示板にたどりついた。


そこに書いてあったのは、僕と同じ悩み(悩みというレベルのものじゃないけど)をもつ人のスレで、「パラボラアンテナの設置って自分でできるもんですかね?」。


その下にはたくさんのコメントがあったんです。

中身は・・・


誹謗、中傷のあらし。


なぜ、そんなのできないのか?


といったニュアンスの言葉の後に個をさげすむような言葉たち。


たかだかそれだけのことで、なんなんだろう?と思いつつも読んでみると、そんな心無いコメントに立ち向かう正義感のある書き込み、とは言うものの、逆にそのことがケンカになっていくのです・・・


それを読んでしまった瞬間、


あぁ・・・ガーン


なんて思ってウェブがイヤになった。

自分のところにあんなのが来たらいやだなぁ・・・なんて思いブログを閉鎖しました。


それから約1年。

mixiの日記も月1回くらいの僕がぼちぼちウェブを使いこなしますか?とカムバック。


この本のおかげです。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)/梅田 望夫

ああ、そうか、そういう使い方なんだ・・・ウェブって。


ネガティブ市場のような印象だったけど、それは筆者も問題意識を持っていて共感を覚えました。


その他、タイトルを逸脱してるんじゃないかというくらいにウェブだけじゃない、いかに生きるか?という部分を突いてます。


来年あたり、この本を読んだから今、こんなんなってる!?

という実感がありそうな予感。

力をもらいました。

なんせ、ウェブの世界は高速道路なんだから。なんだそうです。

その先は渋滞していますが、この時代に生きる、ウェブを使う人の特権は高速道路に乗ってある程度のところまでは行けるということなのです。


その先も大事ですけど、そこまでだって充分、価値がありそうで、このハイウェイ乗らなくちゃ損だ・・・


そんな風に思いました。

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